「共同活動を実施する前に気をつけること」を掲載しました。

今年度、東北農政局管内において共同活動作業中に死亡事故が発生しました。
白河市事務局より、注意喚起の通知がありましたので、「共同活動」を含め、個人で農作業される場合においても、下記の事について、事故発生防止や安全管理の取組みをお願いします。

(以下、通知の要旨)

県内において、今年度既に8件の事故が発生しており、中でも「草刈機作業中」の事故が4件を占めておりますが、事前の現地確認や安全確認・点検を実施していれば未然に防げた事故が多くなっております。
また、これからの共同作業では「熱中症」や「蜂(スズメバチ等)」にも気を付ける必要があります。
リーダー(作業指示役)は、共同作業を行う際には、必ず事前に「作業範囲、人員配置、危険箇所、作業手順」を確認して事故が起きないよう常に心がけていきましょう!!

共同活動を実施する前に確認

1. 活動作業場所を決定、危険な箇所(支障物、段差、ぬかるみ、蜂の巣)がないか。
2. 状況に応じて、目印(ビニールテープや紐)等を設置しているか。
3. 適切な作業計画、人員配置計画をたてたか。
4. 道路や水路等の活動の中で、傾斜地については足腰のしっかりした人を配置したか。
5. 参加者の年齢や熟練度を考慮した無理のない計画にしたか。
6. 体調不良者、熱中症患者、蜂(スズメ蜂等)に刺される、事故で怪我をした場合に、各関係機関(病院、役場等の行政機関)、関係者(家族)に対して連絡体制をどのようにとるのか。

「作業を行う際に注意しておくこと(草刈)」

共同作業を行う際には、活動毎に必ず事前に注意・確認する項目に ついて、参加者全員に周知し確実に認識してもらいましょう。

作業当日に必ず声かけ確認する項目
1.作業する服装は問題ないか。①長袖・長ズボン、②防護メガネ、③手袋、④安全靴等着用しているか確認。
2.草刈機に刈刃の緩みはないか、飛散防護カバー、肩掛け紐は付いているか再度確認。
3.危険な箇所(支障物・段差・ぬかるみ、蜂の巣、目印を設けた場所)について周知徹底。
4.草刈機始動時は、機械周りに人がいないことを確認すること。
5.草刈作業区域では作業者同士の距離を保ち、危険区域5m以内には絶対に近寄らない。絶対守ること!!
6.草刈機の大ぶりや往復刈りは絶対にしないこと!
7.刃先を人に向けない!作業中断時は刃先を見えるように置く!
8.草刈作業中に声をかける際は必ず前から声をかけ、後ろから声
をかけることは絶対にしないこと。

「作業を行う際に注意しておくこと(熱中症)」

共同作業を行う際には、活動毎に必ず事前に注意・確認する項目について、参加者へ周知し確実に認識してもらいましょう。

作業当日に必ず声かけ確認する項目
1.こまめに水分(スポーツドリンク、食塩水)を補給する。
2.こまめに休憩をとる。休憩場所は直射日光や照り返しを防ぐ屋根がある場所、風通しのよい日陰等の安全な場所で休憩を取ること。
3.無理はしないで作業を行う。
4.(自分)少しでも体調に異常を感じた場合は、近くの人に
声をかけること。
(他人)少しでも様子がおかしい場合は、近くの人が声を かけてあげること。

「作業を行う際に注意しておくこと(蜂)」
共同作業を行う際には、活動毎に必ず事前に注意・確認する項目に ついて、参加者へ周知し確実に認識してもらいましょう。

作業当日に必ず声かけ確認する項目
1. 既に確認している蜂の巣の場所を周知し、近寄らないよう
に徹底を図ること。
2.作業班毎にエアゾールタイプの殺虫剤は準備されているか。
3.蜂の巣を見つけた時は刺激しない。周囲の人やリーダーに
伝達すること。
4.蜂に遭遇した場合、姿勢を低くし静かにその場から速やか
に離れること。
5.蜂に遭遇した場合、驚いても出来るだけ大声を出したり、大きな動きをしたりしないこと。

「作業を行う際に注意しておくこと(蜂)」

共同作業を行う際には、活動毎に必ず事前に注意・確認する項目に ついて、参加者へ周知し確実に認識してもらいましょう。

作業当日に必ず声かけ確認する項目
1. 既に確認している蜂の巣の場所を周知し、近寄らないよう
に徹底を図ること。
2.作業班毎にエアゾールタイプの殺虫剤は準備されているか。
3.蜂の巣を見つけた時は刺激しない。周囲の人やリーダーに
伝達すること。
4.蜂に遭遇した場合、姿勢を低くし静かにその場から速やか
に離れること。
5.蜂に遭遇した場合、驚いても出来るだけ大声を出したり、大きな動きをしたりしないこと。

事務連絡(安全管理の徹底)

県通知

通知内容

熱中症対策(参考)

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